芝生の手入れとガーデニング

ばらの持つ性質（横張になるのか直立にのびるのかなど）生育の特徴やそれによる適した植え場所・楽しみ方が詳しいです。
ですが少々、剪定の方法や病気・管理についてのページが写真ではなく単色のイラストページなのでちょっと分かりづらい面もあります。
内容はとても良いので、じっくり読めば大変役立ちますが、もう少しわかりやすい編集にしてもらいたいです。
剪定方法による分類は初心者には少しわかりづらいかもしれません（★４つの理由）読んでいるうちに慣れるとは思います。

写真はどれも美しく、植えるバラの組み合わせも参考になります。
オールドローズの持つ自然で優美な雰囲気や色がよく伝わってきます。
スヴニール・ドクトール・ジャメンの写真がきれいで育ててみたくなりました。

薔薇を好きな人なら１度はこの人の名前を聞いた事はあるでしょう。
私も小山内さんの本が欲しくてこの本を買い求めました。
図鑑が９０％を占めています。だいたいの図鑑は花だけなのですが、この本の凄い所と言うか、小山内さんの性格なのでしょうね。葉や枝の写真までもが載っています。葉の色や棘の状態などが詳しく分かり、薔薇選びの参考にとてもなる本だと思いました！
ただ、誘引例などは全く載っていないので、そこに少しの物足りなさを感じました。

この本はテレビチャンピオン『全国バラ通選手権』２連覇の小山内建氏がオールドローズのお勧めを素晴らしい写真と枝、葉の特徴を含めて解説。栽培ノウハウも初級クラスの方にも分かりやすく説明してくれています。コンパクトな本に内容の充実度は１００％であなたもすぐに始められますよ(^_-)-☆

とても親切。
大きい花を咲かせたい、風情ある花を咲かせたいなどイメージして剪定方法を考えるヒントを与えてくれる本でした。

著者は言わずと知れたバラ通チャンピオン。
この本の前半はオールド・ローズの図鑑風なのですが、剪定の方法別にバラを分類し、小さいながらも葉と茎+棘の写真も載っています。
一季咲きのバラにとっては葉の色はとても重要です。なにしろ、一年のほとんどはこの葉だけを見て過ごすのですから。いろんなバラの本を持っていますが、このようにきちんと葉だけの写真を小さいながらも載せているものは初めてです。
欲を言えばヒップも載せて欲しかったかな。
また、後半に載っている栽培についてのレシピも小山内さんならではの一歩つっこんだ内容です。
写真はあまり多くはありませんが、このシリーズでは仕方のないことかもしれません。
本のサイズとしては電車の中で読むのには最適な大きさと厚さです。
是非、このシリーズで『イングリッシュ・ローズ』と『原種のバラ』も出して欲しいです。