芝生の根切り、穴あけ | |
平成17年3月末に、芝生の根切り、穴あけを行いました。 |
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根切り、穴あけには、左の写真のような鉄製の道具(ローンスパイク)を使いました。 ホームセンターとかに売っていると思いますが、真ん中の2本が根切りの刃、両側が穴を開ける管のようになっています。1,500円ぐらいだったと思います。 もっと刃がたくさんついたものもあるようですが、そうなると数千円、場合によって万単位になりますので、狭い庭からすれば、4本刃でちょうどぐらいだったと思います。 |
たくさん刃がついている方が効率よくできるのは確かですが、我が家のように地面が固くしまってしまっていると、たくさん刃がついたものでは根切り、穴あけには随分力がいるので、向かないと思います。 | |
この根切り、穴あけ器(ローンスパイク)を足で踏み込みながら、だいたい10cmおきぐらいに根切り、穴あけをしていきました。 これが結構大変なんですね。芝生を植えて2年にもなると日頃から芝生を踏みつけていますので、地面が結構固くなっています。根切り、穴あけ器を足でぐいぐいと踏みつけないと地面に突き刺さっていきませんでした。 狭い庭ですが、ほとんど1日掛かりで、ほんと、途中でいやになりました。 まだ今のうちは元気があるから何とかなるものの、年取ったらこんなことはできないじゃないかと思いましたね。 |
せっせとがんばって根切り、穴あけをした後の感じが左の写真です。 根切り、穴あけ後は、芝生の目土を全面的に入れ、ならしていきます。 我が家の庭はでこぼこがひどいので、昨年は窪みのひどいところにだけ目土を入れたところ、生育が今ひとつだった反省から、今年は本格的に、というか全面的に目土を入れました。 ホームセンターの特売で1袋20L入りの目土を、買い足し買い足しで、しめて23袋も使いました。 芝生も本気に手間をかけると思った以上にお金がかかりますね。いっそのこと、砂をトラックで運んで入れてもらった方がめんどうでなく安上がりだったのではないかという気さえしました。 ただ、我が家は塀で囲っている関係上、トラックが中まで入り込めませんが。 |
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我が家では、芝生の目土をならすのに、右の写真のようなトンボを使っています。 最初は木ぎれで自分で作ろうかと思ったのですが、これもホームセンターで数百円で売っていたものを買ってきて使っています。 この手のトンボがないと、やはり目土の均しはうまくできません。 目土を入れた後しばらくすると、穴の中にうまく砂が詰まっていないところが目立ってきますので、再度穴に目土を入れる作業が必要となりました。 |
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芝生の目土を入れてならした後は、全面に芝生の肥料をまきました。この肥料は、芝生用として売られていた有機肥料です。 本当は、目土と混ぜるとか、目土を入れる前にまいた方が良かったのかもしれませんが、西洋芝ほど気を使わなくて良いというような文章をどこかで見た記憶があるため、肥料の袋を抱えて、適当にまいたという感じです。 有機肥料ですので、全面にまいた後、けっこうな臭いがして、子供達は”くさーい”と言っていましたが、翌日一雨降った後は臭いはほとんど気にならなくなっていました。 翌日雨が降るのがわかっていましたので、作業後に水やりはしませんでしたが、通常なら水まきをして作業完了だと思います。 |
左は、4月10日現在の芝生の様子です。 だんだん、芝生が緑色になってきました。 結構な量の目土を芝生一面覆うぐらい入れましたが、今のところ問題はないようです。 |
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根切り、穴あけとは関係ないですが、左の写真は、玄関前のステップ近辺の犬走り部分です。 タイルが暖かくなり蓄熱するせいか、この部分だけは真冬でも枯れずに緑色でした。 夏場も生育が早いです。 |
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今年はがんばって、根切り、穴あけをしましたが、思った以上に土が固くなっていて、芝生の生育には好ましくない状態になっていたのがわかりました。 きれいな芝生面にしようと思ったら、芝生の根切り、穴あけの作業は是非必要な作業だと思います。 欲を言えば、単に根切りではなく、穴をあけてその土を出すのが根を伸ばさすのには良いらしいです。 その意味では、上記のようなローンスパイクより穴あけができる突起が多いローンスパイクがあればいいのかもしれません。 大型の機械か何かあるのだとは思いますが、ゴルフ場とかはどんな風にやっているのか興味のあるところですね。 なお、土が固くて根切り、穴あけが大変な場合は、雨の降った後とか、一度水をまいてから行うと少しは楽かもしれません。 |