芝生の手入れ、管理とガーデニングに関する情報を集めました。
オーバーシーディングをやってみました
芝生の一部にはげかけたようになっているところがあったので、一部分ですが、オーバーシーディングをやってみました。

基本的には、
和芝を短く刈り込んで、サッチとかをよく取る。
その後に、西洋芝の種をまき、目土とかも適度に混ぜ合わせる。
芽が出るまで水を枯らさないようにする。
伸びてきたら、いったん5cmぐらいの長めにした後に、芝刈りをおこなっていく。 
その後は、2週間に一度くらい、肥料をやる。また適宜芝刈りする。 
春前になったら、肥料を押さえ、和芝が伸びる時期を前に、西洋芝を短くしていき、和芝に日光が当たり成長できるようにする。 
西洋芝はその後枯れ、和芝が成長していくので、和芝の成長に合わせた手入れを行う。
秋になる前から、また1から同じことを繰り返す。

と、いうことのようで、言葉で書くと簡単そうですが、そうは問屋が卸しませんでした。
オーバーシード1 最初に種をまいたのは、10月の末でした。

一応上の手順のように種をまき、目土をまいています。

円の真ん中は、左端に写っているように補植をした余りの和芝の切れ端を、彩りに植えたご愛敬です。 
オーバーシード2 その後、和芝が枯れてきた11月末の様子です。

見るからにまばらです。11月の初め頃に追加で種はまきましたが、やはりダメでした。

土がどうにも固かった部分か、サッチとかで成長できなかったかだろうと思います。 
オーバーシード3 翌年の2月中旬の様子です。
回りの和芝は完全に枯れていますが、西洋芝分だけはかろうじて緑を保っています。

それにしてもまばらですね
(笑)
オーバーシード4 3月中旬の様子です 
オーバーシード5 一気に飛んで5月です。
もうすっかり和芝が伸びてきて、西洋芝と区別が付かなくなってきています。

本当は4月はじめぐらいには西洋芝を短く刈り込む必要があったのだろうと思いますが、そんなに密集して生えていなかったので、結局放ったらかしで、和芝が成長するのに任せたままとなってしまいました。

西洋芝は夏には和芝に負け、完全に枯れてしまいました。
結局の所、西洋芝が思ったほどきれいに生えそろわなかったことから、ちょっと力がそがれてしまって、冬場の肥料も全然やらなくて、放ったらかし状態であったこと、また、やはり、和芝がはげたように枯れるぐらいの所なので、土の状態が固くなってしまって、良くなかったのでしょう。もともと土自体も山土のままで、よくないので、それもあったのかもしれません。

とりあえず試しにしてみたオーバーシーディングなので、どういう感じなのかは何となく様子がわかりました。
やはり、元々の土の状態が上からさらに種をまいて生えるぐらいの柔らかさがないとちょっと難しいような気がします。
少なくともローンスパイクかなんかで、土をほぐす必要はあると思います。

今度は、今回西洋芝をまいたところだけ、一部和芝をはがして、土の状態から西洋芝の種をまいてみようと思います。
参考までに、西洋芝は種からだけかと思っていましたが、こんなものもあるんですね。
3種混合テクノターフ芝生

様子は、「バラと芝生とガーデニング」ブログにて実況中継中(笑)です。
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