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芝焼き

平成17年2月、芝焼きを敢行しました。
前年、2年目を迎えた芝生が、1年目ほど緑一面とはならず、生育が悪かったので、原因をいろいろ探した結果、やはり、枯れ芝のサッチが地面を覆っており、そのせいではないかと思ったからです。

熊手か何かできれいに取り除けばいいようなもんですが、やはり最初の年でよくわからなかったことと、不精もありました。

芝焼きに使ったライター 最初は、奈良の若草山の山焼きとかをイメージしていたので、ライターか何かで一カ所火を付けると、ワーと広がって燃えていくのだとばかり思っていました。

百均ショップで写真のような、チャッカマンのようなライターを買ってきて、風のない日を選び、バケツに水を用意して、いざ!ということで火を付けました。
芝焼きの様子 しかし、左の写真のように、少し焦げ目が付く程度で、一向に燃え広がりませんでした。

我が家の芝の姫高麗芝は葉が細くて柔らかいこと、また、ある程度踏んでいることから、枯れ葉が寝てしまっており、火の燃え広がりようがなかったのかもしれません。

そこで、熊手でせっせと倒れた葉を起こし、サッチも掻き出して再度火を付けてみましたが、やっぱり燃え広がりませんでした。

芝焼き用バーナー 結局、ライター一本まるまる使い果たしても、所々焦げ目が付いている程度にしかなりませんでした。

こうなったら、ということで近くのホームセンターで、左の写真のようなガスボンベのついたバーナーを買ってきて、火を付けて回りました。
 

我が家の芝焼き1 火力が強いと火が燃え広がるのではと思っていましたが、バーナーを使っても、燃え広がるようなことはなく、左の写真のように、芝生に焦げ目が付いた、という感じにしかなりませんでした。

まるで何かをあぶっているような感じでしたが、とりあえず庭一面に焦げ目を付けました(笑)
我が家の芝焼き2 左は、焦げ目を付けた、芝生のアップです。

結局、今回の芝焼きでは、当初の目的であるサッチを焼き払う、また芝生内に巣くう虫の卵等の除去という面ではあまり効果的ではなかったように思います。

ま、焦げた部分が少しでも養分にでもなれば、というところでしょうか。 
ただ、芝生の上の部分は焦げているせいで、下のサッチが掻き出しやすくなります。
今後は、サッチをせっせと掻き出した後、3月には、穴あけの道具で根切りを試みる予定としています。

バーナーを使っているので、一部は結構深くまで焦がしているところがあったりして、芝生が死んでしまっていないか少し心配なところもあります。今年の夏はどんな芝生になるのか楽しみというか、ちょっと不安です。

(注)上記は我が家での場合で、芝の状態、風向き等条件によっては燃え広がることも予想されますので、芝焼きをされる場合は十分注意をしてください。



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