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芝貼り前の土ならし

まず、最初に取りかかったのが、土ならしです。
山土を入れてありますので、見た目はきれいなのですが、やはり固くなっていましたので、掘り返して土をほぐさなければなりません。
本とかを見ると、30cmぐらい掘り返すようなことを書いていたので、腰に手を当て、ビールを飲みながら、スコップで掘り返しました。

すると出るわ出るわ、大判小判。ではなくて、ガラの山。20Lの袋で十数袋になりました。
特に我が家の敷地は、以前は企業の一戸建ての社宅が建っていたところなので、その解体基礎の破片とかもあり多かったのかもしれません。
このガラの山の処分がまた一苦労で、最近はそこら辺の河原や山に持って行って捨てようものなら、後ろに手が回ってしまいますので、お金を出して産廃業者にお願いするしかありません。
ただ、幸いなことに、物干場のサンルームを作った際に、業者についでに依頼したところ、他現場の外構工事で出るガラと一緒に無料で処分してくれるということになりラッキーでした。

掘り返した後は、酸性土壌に生えるスギナがよく生えていたので、石灰をまいて1週間ほどおき、その後に肥料を加え、ならしました。
肥料は、ドクター芝とかいう芝生用の肥料で、成分とか何にも考えていませんでした。

この後が重要で、ならした後、地面をある程度の堅さで均一にならさなければ、後で後悔することになります。
我が家では、ならしたのはいいのですが、よく固めていなかったため、芝を敷いた後沈み込むところがあちこちできてしまい、芝をめくっては土を加えましたが、どうもうまくでこぼこをならすことができませんでした。
いい加減なところもあったので、こんなもんか。で済ませたばっかりに、芝生が根付いた秋植の翌夏になっても、芝生面が思ったほど均一にはなりませんでした。3月頃から目土を入れてならすと良いと物の本には書いていますが、そう簡単にはいきません。
ゴルフ場のような、またどこかの競技場のような芝生面を夢見ていましたが、こうなってしまうとちょっと厳しいですね。
そもそも西洋芝でないとあそこまできれいな感じにはならないようですが。
とにもかくにも、きれいな芝生にしようと思ったら、土ならし後の整地は非常に重要です。

なお、ついでながら言うと、日本芝はマット上になったものを購入してきますが、整地が済んで面積が確定してから購入することをお勧めします。
整地前に購入すると、土ならし等に随分時間を取られ、すぐに芝貼りができず、買ってきた芝を重ねたままで置いておくことになるかもしれないことと、実際整地の段階でこの部分は芝貼りをやめよう、この部分にも芝を貼ろう、などと、結構予定が変わったりすることがあり、追加で芝生を買いに行くのはいいですが、余ったらその処分に困ります。
我が家でも5束ぐらい余ってしまい、園芸屋さんに頼み込んで返品させてもらいました。良心的なお店でラッキーでした。



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